北米エリア バハカリフォルニア

イーストケープはラパスの南に位置するコルテス海側の地域で、ダイビングのポイントは 北のセラルボ・アイランドから南のカボ・ロス・フライレスまでと、ロス・バリレスにある ホテルを中心に20～90分 の距離で色々とエキサイティングなダイビングが楽しめます。 特筆するべき点は、南部にあるカボプルモのポイントが北米大陸の西海岸で最北限の生きた サンゴ礁がある国立海洋公園の中にある事です。 10ヶ所以上あるダイビングスポットでは、アシカの群れは勿論、モブラーの群れ、ジンベイザメ、 マンタ、ハンマーヘッドシャーク、巨大ハタ、カジキマグロ等の大型魚類に遭遇出来ます。

ラパスは、北アメリカ大陸西側から細長く延びたバハカリフォルニア半島の最南端から、 約200Km北東に位置した、たいへんのどかな港町です。栄養分豊富なコルテス海に面した ラパスは、昔から漁業や真珠の養殖で栄えてきました。近年、ホエール ウォッチングや ダイビング、スポーツフィッシング、シーカヤックなどのマリンスポーツのメッカとして、 世界中から観光客を迎えています。

半島の最南端の街、カボ・サン・ルーカスとその隣町のサンホセ・デル・カボの海岸線一帯を 総称して「ロスカボス」と呼びます。ここ近年リゾート開発が急ピッチで進められており、 二つの町の間にあるコリドール地域には世界的にも有数な高級リゾートホテルが林立しています。 ゴルフ・トローリング・ホエール ウォッチング・ダイビング・シュノーケリング・サーフィン・ ジェットスキー・パラセーリングなど楽しめます。

ソコロ島群は「北半球のガラパゴス」と云われ、巨大マンタ、ジンベイザメ、ハンマーヘッド シャーク の群れなど見られます。１月から３月には、ザトウクジラの親子との遭遇チャンスがあります！

グアダルーペ島は、メキシコのエンセナーダから南西１８０マイルの太平洋上に位置し、 片道ほぼ２０時間の船旅になります。 １つのケージには４名が入り、１日３～４回ホホジロザメのケージダイビングを楽しめます。 透明度は３０～４０mあるため、ホホジロザメの美しい姿をしっかり観察出来ます。

ラパスの前の州都で、昔の州都の名残が今も残る静かな町です。人口は約１万２千人を抱え、 コルテス海に面した港町で対岸にはコロナードス島、カルメン島、ダンサンテ島、モンセラート島、 サンタ・カタリナ島の５島（国定公園の無人島）へのエコ･ツアー拠点になっています。 町並みは古くからある教会を中心に栄えた形跡があり、町は極めて質素で治安の良い港町です。

マグダレナ・ベイ地域は太平洋側にあり、ロレートの町から車で約２時間半の距離にあります。 豊饒の海を抱えるマグダレナ湾はプエルト･サンカルロスという人口が約５千人の港町と、湾の 北部に位置するロペス・マテオス（約２千人の人口）の港町で形成されており、昔から漁で生計を 立てて来た地域ですが、冬季には世界でもまれに見る光景がこの地域では繰り広げられます。 それは鯨が例年お産にこの地を訪れ暫くの間子育てをしてから来たのアラスカへ向かう事です。 毎年２月には鯨祭りという現地独特の祭事があり、訪れる人々を楽しませてくれます。